嗜好性薬物の世界

永遠の合法ドラッグ

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(書きかけの部分もありますが、徐々に加筆していく予定です)

マスメディアで脱法ドラッグと呼ばれている種類の薬物は、やがて法律によって禁止薬物に指定される運命にある。そのため、使用者は定期的にインターネットなどで情報を収集し、使用禁止になっていないかどうかを確認するような行動をとるべきだという心理的圧力に悩まされることになる。しかし、禁止薬物に指定される可能性が著しく低い薬物であれば、安心して使用可能である。

このページでは、今後半世紀ほどは違法薬物にならないであろう化合物を集めてみた。なお、酒(物質としてはエタノール)やメチルフェニデートのように、購入時に年齢制限があったり、医療用途でなければならなかったりするようなものは載せていない。また、優れた作用を持つものばかりではなく、問題点を持つものも取り上げている。

キサンチン類

カフェイン

カフェイン コーヒー、茶に含まれる。コーラや瓶入り栄養ドリンク、眠気覚ましドリンクには人為的に添加されている。また錠剤も売られている。

カフェインはキサンチン系化合物であり、睡眠物質アデノシンに拮抗することで覚醒作用を示すが、作用はフェネチルアミン系覚醒剤ほど強くない。

また多少の催淫作用もあるとされる。ASKAの事件で話題になった「アンナカ」こと安息香酸ナトリウムカフェインも、基本的に薬効は同じであり、こちらは馬の繁殖時に、発情を起こさせるためにも用いられる。

なお、茶にはテアニンやタンニンという、カフェインと結合する物質が含まれているため、同じ量のカフェインを含むコーヒーと比べ、実際に摂取できるカフェインの量は大分少なくなってしまう。見落としがちだが、お茶漬けの素にも、緑茶由来のカフェインが含まれていると思われるため、就寝直前にお茶漬けを食べると不眠の原因になるだろう。

利尿作用があるので、試験前などに飲むときはきちんとトイレに行っておく方が良い。

テオブロミン

テオブロミン ココアやチョコレートに含まれる物質である。カフェインと類似した構造をもつキサンチン類である。

覚醒作用はカフェインよりも弱いが、コーヒー1杯に含まれるカフェインよりも、ココア1杯に含まれるテオブロミンの方が、量的には多い。

麻黄とエフェドリン類

麻黄

エフェドリン類を含む天然のアッパー系ハーブで、中国北部などに自生する。専門的な漢方薬局では単体で販売されている場合もあるが、一般的な薬局では、麻黄湯や葛根湯の形で販売されていることが多い。

興味深いことに、麻黄の地上部と根では、正反対の薬効がある。通常、「麻黄」と呼ばれる漢方薬は、地上部のことである。

麻黄は心拍数や血圧や体温を上昇させ、発汗を促す作用もあるため、虚弱体質の人には向かないとされる。アメリカではダイエット用に過剰摂取した人々が死亡したことが問題となったが、体質を見極めて使わなければならない。

麻黄を含む漢方薬

麻黄湯、葛根湯、小青龍湯、麻杏甘石湯などの漢方薬には麻黄が含まれている。なお、麻黄湯は麻黄を主成分とする薬剤であるが、麻黄そのものとは同一視できない。麻黄湯には甘草という別な植物が含まれており、甘草の過剰摂取は偽性アルドステロン症を引き起こす。甘草は多くの漢方薬に添加されているので、複数の漢方薬を併用する場合、摂取する甘草の総量が多くなりがちである(麻黄附子細辛湯には甘草は含まれていない場合が多いと思われる)。

基本的に、麻黄を含む漢方薬は、体温を上昇させる作用があり、解熱剤とは正反対の薬剤である。「風邪の引き初めで、まだあまり高熱を発していない時期」に用い、体温を上昇させて免疫機構を賦活するために用いるのが良い。逆に、すでに高熱が出ている時にこういった麻黄剤を使用すると、さらに体温が上昇し、過度の発汗により熱中症や脱水症状を起こす危険性がある。同じ理由で、暑い時期の風邪に対しても、あまり使用しない方がいいだろう。麻黄剤は、麻黄附子細辛湯など一部の物を除いて、体力が充実している人向けである。

日本では、風邪を引いた際に解熱剤がむやみに濫用される傾向がある。アスピリンやアセトアミノフェンなどの解熱剤は、高熱が出て苦しい時に飲む分には構わないが、風邪の引き初めで、悪寒がする(体温が低い)時期に飲むと、身体が頑張って体温を上昇させて免疫機構を始動させようとしている動きを妨害することになり、その間に病原菌などが体内で増殖して、むしろ風邪が悪化する場合がある。よく、子供が風邪を引いた際に、部屋に暖房をつけ、「布団に入って暖かくしていなさい」と言いながら、解熱剤を飲ませている親もいると思われるが、これは体温を上げる行為と体温を下げる行為を同時に行っていることになり、矛盾している。体温を上げるべき時期にはきちんと上げ、下げるべき時期には下げるのが正しい。

なお、風邪で高熱が出ている時に熱を下げるには、銀翹散(ぎんぎょうさん)という漢方薬が向いている。これは別名天津感冒片といい、日本には比較的最近になってから出回り始めた薬剤である。まだ医療保険の対象になっていないので、ほとんどの病院では処方されないが、薬局で売られていることも多い。抗ウィルス作用の強い成分が多く含まれているため、西洋薬の単なる解熱剤とは同一視できない。

エフェドリン、プソイドエフェドリン

PEA-bha1N1 麻黄に含まれるアルカロイドである。医薬品としては、麻黄湯や葛根湯などの漢方薬や、風邪薬、鼻炎薬などに含まれる。10%を超える濃度(塩類の場合は、エフェドリンとしての濃度)のものは、覚せい剤原料の指定を受けるため、無許可での所持や使用は違法である。オリンピックなどのスポーツ競技では使用が禁止されている(尿中濃度による)。

エフェドリンとプソイドエフェドリンは相互に立体異性体であり、またそれぞれにd体とl体がある。麻黄に含まれるのはl-エフェドリンとd-プソイドエフェドリンであり、エフェドリンはl体が、プソイドエフェドリンはd体が中枢作用(覚醒作用)が高い。またエフェドリンの方がプソイドエフェドリンより覚醒作用が高い。これはエフェドリンの方がプソイドエフェドリンよりも脂溶性が高いため、血液脳関門を通過しやすいのも一因だと思われる。

構造はメタンフェタミンと類似しているが、水酸基の存在のため、脳関門通過性は低い。また、メタンフェタミンの場合はノルアドレナリン作用とドーパミン作用のバランスが取れているが、エフェドリンにはノルアドレナリン作用は強く、ドーパミン作用は弱いという特徴があるため、人によってはあまりスマートドラッグとして適していない可能性もある。

ノルエフェドリン、ノルプソイドエフェドリン

PEA-bha1 別名フェニルプロパノールアミン。多くの点でエフェドリンやプソイドエフェドリンに類似する。特にd-ノルプソイドエフェドリンはカチンとも呼ばれ、向精神薬指定である(l-ノルプソイドエフェドリンもカチンと呼ばれる場合があるが、おそらく規制外のようだ)。また、ノルエフェドリンは50%を超える濃度(塩類の場合は、エフェドリンとしての濃度)のものは覚せい剤原料指定である。

4つの異性体のうち、最も精神作用が強いのはd-ノルプソイドエフェドリンであり、麻黄にも含まれているが、こういった生薬内の物質については、向精神薬指定がなされていても規制からは除外される。

フェネチルアミン

PEA ココアやチョコレートに微量に含まれる。構造はアンフェタミンに似ているが、α位にメチル基が付いていないため、モノアミン酸化酵素によって分解されやすく、経口摂取での効果は薄いとされる。どの程度、意識的に取る意味があるかは不明である。

なお、静脈注射や加熱吸煙などのルートでの摂取した場合、摂取直後の短時間は、メタンフェタミンやコカインに似た薬効を示す可能性があるため、今後の乱用の動向次第で、規制薬物になる可能性は否定できない。例えば、この物質を密売覚醒剤の混ぜ物として使用した場合、ハイポ(チオ硫酸ナトリウム)を混ぜるのと違って「ラッシュ」と呼ばれる摂取直後の昂揚感を弱めずに体積を嵩増しできることになり、密売人にとっては利益が大きくなる。

チラミン

チラミン ナチュラルチーズに多く含まれるが、プロセスチーズにはほとんど含まれない。フェネチルアミンと同様、モノアミン酸化酵素によって分解されやすいため、効果時間は短い。

MAO阻害剤という種類の薬を服用している場合、チーズを食べるとチラミンが体内に大量にあふれるため、高血圧など危険な症状を起こす。

ニコチン

タバコに含まれる。タバコの場合、購入に年齢制限があるが、禁煙ガムにもニコチンが含まれており、こちらは年齢制限がない。

ニコチンガムとして摂取した場合、喫煙の場合と違ってタールの害はないが、ニコチンの分解産物であるコチニンやニトロソノルニコチンに発がん性があるため、完全に安全とは言えない。

コデイン、ジヒドロコデイン

この2物質は麻薬指定だが、濃度1%以下の物は「家庭麻薬」に分類され、市販薬に含まれている。

モルヒネと構造が似ているが、そのままでは作用は弱く、肝臓で代謝されることによってモルヒネまたはジヒドロモルヒネに変化し、本来の作用を現す。

セントジョーンズワート

別名セイヨウオトギリソウ。うつ病に効果がある。しかし医薬品との飲み合わせに注意が必要な例が多く、たとえば避妊薬(ピル)はその効果が失われてしまう。

ナツメグ

MDMAに似た成分が含まれる。しかし食べ過ぎると苦しむことになる。

パセリ

詳細不明

麻の実(大麻種子)

大麻取締法では、大麻のうち、成熟大麻の茎と種子は所持も摂取も合法とされている(THCがほとんど含まれていないから)。七味唐辛子に含まれる「麻の実」が、この大麻種子のことである。唐辛子に含まれるものや、鳥の餌として販売されるものは、発芽防止のため加熱してある。麻の実は大量に食べると、わずかにマリファナを吸った時のような感じがするらしい。

エビオス、わかもと

亜鉛が含まれてるので精液量を増す。筆者の場合、辛い物を食べたときに服用すると、腹痛や下痢が生じることが多い。

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